放送ベストセレクション(放送誌上再録)

私のアート交遊録
“待ったなし”、75歳の挑戦
三田佳子
 女優の三田佳子さんは、1941(昭和16)年、大阪府生まれ。60年、女子美術大学付属高等学校卒業と同時に東映に入社し、『殺られてたまるか』(若林栄二郎監督)のヒロイン役でスクリーンデビューを果たしました。以後、舞台・テレビなど多方面に活動の場を広げ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、ブルーリボン賞、田中絹代賞、芸術祭賞等、多くの賞に輝いています。表現者として、今も新たな挑戦を続ける三田さんにうかがいました。
[聞き手 石澤典夫]
明日へのことば
本気で備える、命をつなぐ災害食
奥田和子
 甲南女子大学名誉教授で日本災害食学会顧問の奥田和子さんは、1995(平成7)年に起こった阪神・淡路大震災で被災しました。それがきっかけとなり「災害食」の研究を始め、現在では『本気で取り組む災害食』(同時代社)などの著書もあります。
 そして自身の実体験と東日本大震災や熊本地震での現地調査をもとに、食料備蓄の重要性と「本当に役に立つ災害食」を広く伝える活動をしています。
[聞き手 中村宏]
明日へのことば
つらいときは抱え込まず、誰かに頼っていい
梅林厚子
 福井県に住む梅林厚子さん(60歳)は、20年前に夫を自死で亡くしました。自死とは、自ら命を絶つ行為です。梅林さんは娘2人を育てるいっぽうで、自分や周囲の人を責め、なぜ夫は死んだのかと自問する日々を送り続けたと言います。そして「誰かにこの話をしたい」と思い、自死遺族の人が語り合う場、「アルメリアの会」をつくりました。
 会を設立したからこそ気づいた、自死との向き合い方についてお話をうかがいます。
[聞き手 佐々木芳史]
【連載】
作家・五木寛之 “聴き語り 昭和の名曲”
第22回 この人も歌っていました
 昭和の歌謡曲を語る、作家・五木寛之さんの連載。今回のテーマは、「この人も歌っていました」。伝説の女優、将棋棋士などなど、文字どおり「この人が?」という意外性をお楽しみください。掲載曲は、『涙のパンダ』(黒柳徹子)、『おゆき』(内藤国雄)、『Oh!クッキーフェイス』(夏目雅子)、『男の背中』(増位山太志郎)、『昭和の恋の物語』(古舘伊知郎)です。
[聞き手 村上里和]