6月号のアンカーエッセー

大山巌・捨松夫妻の墓~墓マイラー(13)~
宮川泰夫
 栃木県那須塩原市には、かつて明治の元勲たちの大農場がありました。そのうち東北本線西那須野駅周辺は、陸軍大将として日清・日露戦争で活躍した大山巌の農場でした。その跡地の一角に大山夫妻の墓があります。国葬でおくられた大山巌の墓はとても立派です。まず、長さ300メートルのモミジの並木と玉砂利の参道があり、更に100メートルのヒノキの並木の…… (続きは本誌で)
自分の中の子ども
村上里和
 絵本や童話が好きで、子育てを本に助けられ、本で楽しんできた自分自身の経験から、子どもの本に関わる方たちへのインタビューを重ねてきました。そして、最近、これまでにお会いした絵本作家や児童文学者の皆さんに、ある共通するものがあることに気が付いたのです。それは、ご自身の中に〝子ども時代の自分〟が生き生きと存在している、ということです…… (続きは本誌で)
人生出会い旅(46) ~石丸幹二さん
石澤典夫
 幸運の女神に後ろ髪はない! うかうかしているとチャンスを手にする事が出来ないという意味ですね。その髪をしっかり掴んできた人がいます。俳優の石丸幹二さんです。幼い頃の石丸さんは家にあった様々なジャンルのレコードを聴いて育ちました。中でも小学生の頃に偶然耳にしたカラヤンは、聴いた瞬間、魂を抜かれるような衝撃が走ったといいます…… (続きは本誌で)
アシタバ雑炊
桜井洋子
『南の島に雪が降る』という映画がかつてありました。太平洋戦争末期、南方の戦地で苦しむ兵士達のために作られた劇団の物語で自らの体験談を書いた加東大介の主演でした。時は流れ、昭和56年2月のこと。日本列島には第一級の寒気が流れ込み、ちょうどローマ法王ヨハネ・パウロ2世が長崎を訪れていた日、南の島の八丈島にも、時ならぬ「雪が降った」…… (続きは本誌で)
ガラケー
住田功一
 この春、下の娘が中学にあがるというので、携帯電話が欲しいと言い出しました。小学校入学時には、子ども用の防犯ブザー付きの携帯電話を買い与えていましたが、母親など決まった相手としか通話できない電話で、彼女には魅力的ではなかったようです。で、今回はスマートフォンを密かに狙っていたようで、テレビで「イチ・キュッ・パ」などと安いことを…… (続きは本誌で)
二人で育てたイルカ
森田美由紀
 4月のアンカー企画「私の〝がむしゃら〟時代」でシンガーソングライターのイルカさんにお話を伺いました。数々のヒットを放ち、絵本作家、ラジオのパーソナリティーとしても活躍しているイルカさんですが、実は、「イルカ」は一人ではなく、もう一人のイルカがいるといいます。短大のフォークソング同好会で出会った夫の神部和夫さん。当時…… (続きは本誌で)
最初が肝心!
工藤三郎
 4月から、新たに第2、第4日曜日のアンカーを務めています工藤三郎です。昭和51年に入局して以来、主にスポーツを担当してきました。野球や陸上、ゴルフ、スピードスケート、スキーのジャンプ。思い返してみると、夏冬のオリンピックを中心に実況した種目は20を超えました。多くのスポーツを放送して学んだこと。その一つが、何事も「最初が肝心」…… (続きは本誌で)
センダン
高橋淳之
「栴檀は双葉より芳し」。私は一度も言われたことはありませんが、よく聞く言葉です。ここでいう栴檀は香木で有名な白檀のことで、白檀は芽吹いたときから香りがする(実際はしないという説も)ところから「才能のある人は子どものころから優れている」という意味で使われます。でも日本にある栴檀は全く別の木です。そんなに香りはしませんが…… (続きは本誌で)