8月号のアンカーエッセー

津田梅子の墓〜墓マイラー(14)〜
宮川泰夫
 東京都小平市にある津田塾大学キャンパスの奥まった一角に、大学の創立者・津田梅子の墓があります。大学の構内に墓所を設けるのは異例なことですが、梅子の遺言によって特別に許可されたものです。津田梅子は、明治四年、誕生したばかりの明治政府が日本で最初の女子留学生としてアメリカに派遣した5人の少女のうちの一人…… (続きは本誌で)
凜々しさと優しさ
村上里和
 作家・佐藤愛子さんの人気は若い世代へも、そして男性にまで広がっていて、ブームになっていると出版界で言われています。なぜ今、佐藤愛子さんのことばを私たちは聞きたいと思うのでしょうか。ファンの一人として、私は、佐藤愛子さんの〝凜々しさ〟に魅かれてきました。苦労から逃げず、自分の人生に決して言い訳をしない覚悟の生き方…… (続きは本誌で)
人生出会い旅(47)〜前田耕作さん
石澤典夫
 アフガニスタン文化研究所・所長の前田耕作さんは現場の人です。日焼けした顔で84歳の今も文化財の保存・修復に向けて国内外を忙しく回っています。前田さんは1964年名古屋大学アフガニスタン学術調査団の一員としてバーミヤンを訪れて以来、アジアの古代遺跡の実地調査に携わり、現在はバーミヤン遺跡の保存・修復…… (続きは本誌で)
牛乳豆腐のからあげ
桜井洋子
夏休みには北海道に旅行に出かけるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。学生の頃、青函連絡船で北海道に渡り、周遊券で道内を一周した際、札幌で食べたソフトクリームは青春の味でした。今回は、その酪農王国・北海道ならでは、それも産地でしか味わえない〝牛乳豆腐のからあげ〟です。十勝平野の南部に位置する…… (続きは本誌で)
東西南北
住田功一
 神戸市では、今年、神戸開港150年のイベントがいろいろな形で行われています。〈関西発ラジオ深夜便〉でも、6月の午前1時台には、神戸フィルムオフィスの田中まこさんに、神戸の海・山・坂の風景が映像に映える理由をお話しいただいたり、園田学園女子大学名誉教授の田辺眞人さんには、万葉集の時代からの港の歴史を…… (続きは本誌で)
富士は日本一の山
森田美由紀
 7月号のアンカーエッセーで大沼さんが富士めぐりについて書いていらっしゃいましたが、今回は私も。富士山が好き。高校の修学旅行で初めて見てからずっとです。以前住んでいたマンションからは、晴れた日、頂がちょこんと見え、カーテンを開けた瞬間、見えれば朝から幸せ。通勤電車にも、いわゆる「富士見スポット」…… (続きは本誌で)
三九九九校の涙!
工藤三郎
 今年も夏の高校野球の季節がやって来ました。来年は100回になる大会を私が実況するようになったのは第59回大会(昭和52年)から。半分とはいかないものの40年、放送で喋り続けてきたことになります。最初は、初任地の旭川放送局時代。甲子園への代表を決める北北海道大会の、そのまた代表を決める旭川地区大会でした…… (続きは本誌で)
ギャップも魅力
遠藤ふき子
 4月から時間にゆとりができ、オペラに出かける機会がぐっと増えました。私が生の声の素晴らしさに目覚めたのは、5年前の秋。イタリアオペラ界最高峰のバリトンと言われるレオ・ヌッチのリサイタルが東京で開かれ聴きに行ったのです。当時70歳、現役のオペラ歌手としては、ドミンゴと並んで最高齢での活躍ぶりは…… (続きは本誌で)