放送ベストセレクション(放送誌上再録)

明日へのことば
“チコタン”に込めた大人への抗議 
子どもへの慈しみ
蓬萊泰三
 蓬萊泰三さん(89歳)は長年、脚本家として活躍。NHKテレビ〈中学生日記〉、NHK教育テレビ(現・Eテレ)〈できるかな〉をはじめ、子ども向けの脚本も多く手がけ、1974(昭和49)年に交響詩劇『海に落ちたピアノ』(ラジオドラマ)でイタリア賞を受賞しました。
 作詞家としても活躍し、子どもの合唱曲で文化庁芸術祭の優秀賞を3回受賞しています。なかでも1969(昭和44)年度に受賞した合唱組曲『チコタン ぼくのおよめさん』は、社会に大きな反響を巻き起こしました。
 作品の源となる”子どもたちへのまなざし”についてうかがいました。
[聞き手 住田功一]
対談
京都の復興は小学校にあり
和崎光太郎×奥野史子
 明治の初め、町が荒廃して人口が激減していた京都で、日本で最初の学区制小学校が誕生しました。その存在は新しい時代の町づくりでどのような役割を果たしていったのでしょうか。建物や地域のコミュニティーなど今なお残る当時の小学校の面影を、京都市学校歴史博物館学芸員の和崎光太郎さんと京都市在住のスポーツコメンテーター・奥野史子さんが語ります。
[聞き手 入江憲一(京都放送局)]
萩本欽一の人間塾
脳と笑いのすてきな関係
萩本欽一×茂木健一郎
 「人間塾」は”欽ちゃん”の愛称で知られるコメディアンの萩本欽一さん(77歳)が公開スタジオにゲストを招いて、語り合うトークショーです。
 今回のゲストは、東京大学大学院を修了し、脳科学と認知科学を専門に研究されている脳科学者の茂木健一郎さん(55歳)。お二人が脳とお笑いについての素朴な疑問など、楽しく語り合いました。
【連 載】
五木寛之のラジオ千夜一話
第4話 「百歳人生」の折り返し方〜その2
 80代半ばを迎えた今も、小説にエッセーに旺盛な執筆活動を続ける作家・五木寛之さんが、「健康」や「病」、「生き方」など、〈ラジオ深夜便〉世代に向けてさまざまなテーマで発信します。誰もが百年以上生きるかもしれない現代にあって、50年の長きにわたる後半人生をいかに豊かに楽しく生きるか――。五木さんが、自身の経験を踏まえて語る第4話です。
[聞き手 渡邉幹雄]