放送ベストセレクション(放送誌上再録)

私の“がむしゃら”時代
夢中になって作り上げた日本のロック音楽
細野晴臣
 音楽家として精力的に活動を続ける細野晴臣さんは、1947(昭和22)年生まれ。1970年に結成した「はっぴいえんど」は、日本語ロックの礎を築いたバンドといわれています。世界的な人気となった「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」での活躍はもちろん、作曲家、プロデューサー、ベーシストなどマルチな活動で日本の音楽界を切り開いてきました。細野さんに、若くてがむしゃらだった時代についてお話をうかがいました。
[聞き手 森田美由紀]
ないとエッセー
いのちの仕舞い
小笠原望
 自然豊かな高知県四万十市。小笠原さんは四万十川のほとりにある診療所で、「田舎のかかりつけ医」として日々、高齢者の訪問診療や患者さんの心のケアに奮闘しています。地域医療の現場で、多くのいのちを看取ってきた小笠原さんが感じる人と医療の関わり。番組で朗読されたエッセーの一つを掲載します。
明日へのことば
リスナーの心を照らす刑務所ラジオ
川越恒豊
 富山刑務所の中で、受刑者に向けてのみ放送しているラジオ番組〈730ナイトアワー〉。進行役を務めるのは、富山市の清源禅寺住職・川越恒豊さん77歳です。受刑者への教誨のかたわら、38年もの間、ラジオ放送を続けてきました。毎月、最終月曜日の午後7時半から9時にかけての生放送で、家族や季節、思い出などのテーマのもと、受刑者が200字のメッセージとともに曲をリクエストします。なぜ刑務所でラジオ放送を行っているのか、受刑者からはどのようなメッセージが寄せられるのかなど、川越さんにお話をうかがいました。
[聞き手 竹野大輝]
【連載】
作家・五木寛之 “聴き語り 昭和の名曲”
第32回 聴きくらべ “夢は夜ひらく”
 昭和の歌謡曲を語る、作家・五木寛之さんの連載。今回は「聴きくらべ “夢は夜ひらく”」と題して、6組の歌手が同じメロディー、異なる歌詞で歌った『夢は夜ひらく』を特集しました。ご紹介するのは、園まり、水原弘&和田弘とマヒナスターズ、ちあきなおみ、根津甚八、三上寛、そして藤圭子のバージョン。歌い手の個性と歌詞の世界観の組み合わせをお楽しみください。
[聞き手 村上里和]